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パーティーが終わって悠と一緒にホテルに帰る。
ソファーに座って体ごと悠の方を見た。
「悠・・・俺にはやっぱり悠が必要なんだ。会わなければ忘れられると思ってた。でも・・・」
膝の上に置かれた手をそっと握る。
「顔を見たら・・・ダメだった。」
握った手をゆっくり引き寄せて腕の中に悠を収める。
ほら。
前は当たり前にやってた事なのに鼓動は早くなる。
「もう一度、俺のものになってくれ・・・」
ドキドキを聞かれないように耳許で囁く。
「でも・・・仁さんには大切な人が居るんでしょう?」
「馨の事は・・・正直好きなのかそうじゃないのか分からない。でも・・・」
抱き締める腕に力が入る。
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