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「仁さん!?」
慌てて歩み寄る。
「とりあえず一旦帰るよ。」
帰る?
その言葉が僕の不安を煽る。
思わず俯くと仁さんが抱き締めてくれた。
「仕事終わったら電話して?迎えに行くから。」
「・・・分かった。夕方には終わるから。」
胸に顔を埋めて呟く。
「悠?」
呼ばれて仁さんを見上げると優しく微笑んで深く口付けられた。
息をするために開いた唇から舌が入ってきて僕の舌を絡め取る。
クリスが近くに居るのも忘れて仁さんの首に腕を回す。
甘いキスに体の力が抜けて仁さんに支えられないと立っていられなくなる。
「連絡、待ってるから。」
そう言って仁さんは帰って行った。
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