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「理緒、わ、悪かっ「阿呆勇者…」
「な…っ」
あの馬鹿しか言わない俺の呼び名を呼ばれて目を見開かせる。
「この万年発情期っ!」
「ま、万年…」
「犬ぐらいいいだろ?別に…!」
ぇ、
ん…?
あれ?
「あいつあんな可愛いんだからっ!も、離れろっ!」
なんか言ってることが支離滅裂じゃないか?
そんなことを思ってそっと理緒の顔を覗き込んでみたら、耳まで真っ赤に染まっていて。
照れ…てる?
そう思い至ってしまったらもう遅くて。
「ちょっ!離れろって!!」
暴れるその体をぎゅううっと逃げられないように抱いて、俺はその唇を塞いでいた。
「お前、ほんと可愛すぎ…っ!」
やばいな、俺。
どんどん理緒にハマってってる。
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