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「…はぁ。子供は苦手だ…」
シャノンに引っ張られて乱れた服を正しながらシィナがそんなことをぼそりと呟く。
「あれでもあいつ俺たちより年上らしいぜ?人狼ってのは人間より成長遅いしな」
「………悪魔ってほんと、そういう意味では怖いな…」
その俺の言葉を聞いてまたはぁ…とため息を零しているのを苦笑しながら聞く。
でも、そうか。
シィナは子供が苦手なのか…。
意外だな、好きそうに見えるのに。
と、ふとシィナの顔を見上げると、さっきの衝撃で生クリームが飛び散ったのか頬にそれがついてるのが見えて。
「シィナ、生クリームついてる」
そう言って手を伸ばし、シィナの頬についていた生クリームを取って口へと運んだ。
うん、美味い。
…けど、
「もうちょい甘い方が理緒喜ぶかもなー」
そう言う俺にシィナは何でかは知らないが目を大きく見開いていて。
「…?どした?」
まだ手に残っていた生クリームを舐めながら聞けば、頭を軽く2・3度振って何でもないと言われた。
………?
何なんだ…?
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