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「そう、シャノンの好きなケーキですよ?食べたいですか?」
「食べたい!」
即答。
それに僕は満足げに笑ってから、シャノンを抱き上げてベッドまで連れて行った。
「え?何でベッド?」
意味が分からないと言ったように首を傾げるシャノンに、僕はケーキを持ってきてベッドの上に置いて、その唇に人差し指を添えてやった。
「僕が食べさせてあげますよ」
にっこりと微笑んでその人差し指をケーキに近づけ、掬う。
しっとりとした感触を指に纏って、それをシャノンの口にまで持って行ってやる。
するとシャノンは恐る恐るというように僕を見て…。
「今日のナギ、なんか変だ。いつもより優しい…」
「僕はいつも優しいですよ?」
「……ぅ。…だ、だってナギはいつもほんときちくだなって言ってたし!」
「……誰がそんなことを?」
「ま、マオ…」
「………」
はぁ…、マオさん貴方何こんな子供にそんな単語教えてるんですか…。
シャノンが言うには“いつもより優しい”僕が怖いのか、びくびくと上目遣いで僕を見上げていて。
そんなシャノンを見ながら自分の指についた生クリームをぺろりと舐めると「あ!」とその指を見ながらシャノンが声を上げた。
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