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「っは…ぁ…、やめ…っ」
やっと口の中から指が抜かれ、拒否の言葉を吐き出すことが出来た。
でも手の動きは収まることはなく、更に俺の弱いところを知っているように強弱をつけて、扱いてくるそれに先走りが滲み出てきたのか動きが徐々に速くなってきた。
くちゅくちゅという水音が聞こえるような錯覚に陥って、目に涙が溜まってくる。
嫌だ、
そう思っても思い通りにならない体は与えられる快楽だけを拾い、思考を蕩けさせる。
「ん…ぁ……ぅっ」
「気持ちいい?」
それにぶんぶんと頭を横に振って否定する。
目の前にいるのはミズキじゃない。
それは分かってるのに、ミズキにされているかのような感覚に陥って。
「ミズ…キ、やだ…っ!」
思わず発していた言葉にそいつがムッと苛立ちを露にした。
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