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部屋割りに悪意を感じるんですけど
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「もう、いつまで付いてくるの…」
昼ごはんを済ませ、自室へと戻ろうと階段を上がる。
春樹はキョトンとしたままおれの後ろを歩いていた。もしかして春樹の部屋は1練の2階なのか?
「……」
さすがにそんな偶然、ないだろ。
「あっ!あや俺の隣なんだ、嬉しい!!」
隣だったーーーーー
まさかの隣だったーー!!ええっ…まさか3年間こいつと隣なの!?いやだ…!!
「…?どしたの?」
ショック状態で固まってるおれの顔をのぞく春樹。
「じゃ、じゃあ……」
そしておれはヨロヨロしながら部屋へと戻った。
「はぁ……ほんと、ついてない」
何なのだ今日は……厄日? んーーでもそれだと厄日が日常になってしまう。
「……ねむ」
まだ2時だけどもうこのまま寝たい。おれはベッドに横になり、春の温かい気温のなか眠りについた。
それからどのくらい寝ていただろう。
ゆっくり目をあけ時間を確認する。どうやらもう8時をまわっているようだ。
「風呂……行かなきゃ」
めんどいけど……
むくっと起きあがりぼさぼさ頭のまま部屋を出た。大きな欠伸のオプション付きだ。
階段をおりて1階の共同浴場へと向かうと、何人かがすでに浴場に入っているみたい。
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