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☆二輪挿し (キヨ+フジ)×ヒラ 甘々Ver.
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こちらはヒラが愛されてる方のバージョンです。
――――――――――――――――――――――――
キフ「ヒラ、好きだ!!!」
ヒ「へっ…?!」
人間誰しも長いこと親友でやってた人達に告白されると拍子抜けするよねー
あ、自己紹介まだだった。はい、どうもーヒラでーす。
一年前キヨとフジに唐突に告白されました。そん時の俺の気持ち知りたい人いる?
俺はさ、キヨとフジのこと凄く仲のいい友達としか思ってなかった訳だからどっちが恋愛的に好きとかなかったの。友達として好きとかはあったけどね?
ヒ「き、気持ちは嬉しいんだけど…でも、俺…ホモじ
ゃない…」
フ「それでいいんだよ!今は!」
キ「そうそう!後々、ヒラのその考えをねじ伏せる予
定だからさー」
にやっと笑うキヨに背筋がちょっと震えた。
ヒ「キヨとフジはそれでいいの?俺いつまでも決めら
れないかもしれないよ…?」
キ「大丈夫だって!いつまでも待つから!」
フ「そうそう。ヒラの方から好きって言ってくれるの
待つから!」
ヒ「そんなこと一生ないような気がするんだけど…」
フ「いや、分かんないよ?とりあえずお試しで俺らと
付き合ってよ」
ヒ「何故そうなったの?!お試しで付き合うって
何!?」
キ「だからー、本当に付き合うんじゃなくて恋人もど
きって感じ。俺達2人ともヒラのことが好きだか
らじゃあ、いっそヒラにどっちと恋人になるか選
んでもらおう大作戦だ!」
ヒ「なんなのその作戦は!?」
フ「まあまあ、お試しってことで!これから…」
キフ「よろしくお願いします!!」
と、まあこんなふうに半ば無理やりゴリ押しさせられたキヨとフジとの関係は何だかんだズルズルと一年続いてる。
デートもしたし、キ、キスもしたよ…?凄い恥ずかしかった…2人は喜んでたけど。
で、告白の結果なんだけど…デートの最中とか、ゲーム実況してる時とか一緒に居たらなんとなーく意識してドキドキしちゃうんだよね。
でもどっちが好き!とかはまだ無くて、告白の返事が未だ出来ずにいる。
俺ってなんて優柔不断なんだ…
でも、キヨとフジはそんな俺を待ってくれてる。そんな優しい所もドキドキするとか言えないな…まぁ、ともかく!優しい2人にいつまでも返事を返さないのはどうかと思うわけ!と、いう訳で今日正直に打ち明けようと思う。
「ドキドキはするけど好きじゃない」って言って、2人と関係を切らなくちゃ。男が好きだなんて言ってたら俺は良いけど、2人ともモテるのに俺に告白しちゃったからって彼女が出来ないだなんて可哀想だ。
よし、本日作戦決行だ!
いつも通り4人で実況を撮って、こーすけが帰った後、俺はフジとキヨに声を掛けた。
ヒ「キヨ、フジ。ちょっといい?」
フ「うん、良いよー」
キ「ヒラから声掛けるって珍しいな。どうしたー?」
ヒ「もうさ、やめよう?」
フ「ん?何を?」
ヒ「俺からの返事を待つの」
キ「ってことは!返事が聞けるってことか!?どっち
だ!?どっちのことが好きなんだ!?」
ヒ「違うよ。俺はどっちのこともただの友達としか思
ってないよ。それに邪魔でしょ?キヨとフジはモ
テるし、すぐに彼女が出来そうなのに、俺からの
返事を待ってるから彼女出来ないとか可哀想だも
ん。だから、もう俺に構わなくて良いんだよ?」
フ「ヒラ……そんなこと思ってるならどうして泣いて
るの?」
キ「ただの友達のこと振るために泣けんのかよ…?」
ヒ「あ、あれ…?本当だ…何で泣いてんだろ…?おっ
かしいなぁ…あは、何でもないんだよ?本当に。
ごめんね、なんか泣いちゃったりして…大丈夫だ
から…」
キ「ヒラ、それはヒラの勝手な考えだ。俺達に聞いた
ことあるか?俺のこと好き?って」
俺は首をフルフルと横に振った。
そういえば、聞いたことは無かったかもしれない。自分か聞くのって小っ恥ずかしくて…
キ「だろ?ヒラこそすげぇ優しいから、そんなこと考
えちゃうんだよな。俺達の心配ばっかりして自分
のことは後回し。でもそれじゃあヒラが悲しいま
んまだろ?俺達そんなん嫌だぜ?」
フ「そうだよ、ヒラ。自分で悩んでもいいと思う、だ
けど相手の意見はちゃんと聞かないとね。ヒラに
振られたら俺達誰に好意を向けたらいいの?ヒラ
のことがこんなに好きなのに、他の人になんか向
けられないよ」
ヒ「俺…まだ2人にドキドキしてていいの…?まだ、
どっちのが好きとか決められてないのに…決断遅
いし、優しい2人に甘えちゃってばっかりで1人で
は何にも出来ない…そんな俺を好きでいてくれる
の…?」
キ「当たり前だろー?ほら、泣くなって!」
キヨに頭をわしゃわしゃと撫でられるとほっとしてさらに涙が溢れた。
フ「あっ!キヨてめぇ!ヒラさらに泣かしてどうすん
だよ!?」
キ「えっえっ!?ヤベぇ!ヒラ大丈夫か?俺なんかし
た?頭撫でられるの嫌いだったか?!」
ヒ「違う…よ。安心して、涙がぶわって…へへ、涙腺
弱いや…」
フ「ん゙ん゙っヒラ可愛い…」
キ「本当それな…辛いわ」
ヒ「可愛くないもん!もう……ねぇ2人とも?」
キフ「ん?」
ヒ「俺2人のこと…大好き!」
ふふっと笑って2人に想いを伝えた。どっちかのことを選ぶのはまだ先になるかもしれない。
それでも俺は今、この気持ちをぶつけたいんだ。2人が大好きだと言うこの気持ちを。
フ「ヒラぁ…」
キ「俺も好きぃ…」
ヒ「わっ!今度は2人が泣いちゃった!大丈夫?ご
めんね、なんか…」
フ「ヒラは悪くない…俺の涙腺も弱いわ」
キ「右に同じだわ…」
ヒ「やっぱり2人とも大好きだなぁ…」
フ「ヒラ何か言った?」
ヒ「んーん。何でもない!」
3人の友達以上恋人未満のこの関係、これからもよろしくお願いします!
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