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嫉妬から… フジフル
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登場人物が多いので「(セリフ)」の前に喋る人物の頭文字を付けさせて頂きます。
同じ頭文字のフジさんとフルコンさんは
フジ→F フルコン→フ
で付けさせて頂きます。
途中からは2人しか出てこないので「(セリフ)」の前に喋る人物の頭文字は無くします。
一人称、口調等違っていたら申し訳ございません。
宜しければどうぞ∠( ˙-˙ )/
――――――――――――――――――――――――
F「はい、皆おみくじ引いてー」
全員「はーい」
今日はチーム湯豆腐と最俺でプライベートで集まって遊んでる。
全員予定空いてるってかなり奇跡だよね?
今は大人数で出来るゲームは何があるかって検討したところ王様ゲームという案が出たから絶賛遊んでます。
F「皆引いたね?じゃあ王様だーれだ!」
皆が一斉にくじを見る。
キ「俺が王様ーw」
1番渡っちゃいけなさそうな人に渡ったw
牛「王様ー、命令は?」
キ「そうだな…じゃあ6番の人が王様以外の全員にキ
スするw」
T「馬鹿じゃないのw」
ヒ「6番の人可哀想過ぎる…w」
湯「笑っちゃダメなんだろうけど笑うw」
こ「で、肝心の6番は?」
さっきから一言も話してないのは…
フ「…俺、です…あー、ほんま最悪や…」
よりによってフルコンさんか…
さっきまでの余裕はどこへやら、内心焦っていた。
キ「はいwじゃあ全員にキスして行って下さーいw」
フ「ほんまに後で覚えとけよ!?よっしゃお前ら歯食
いしばれー!」
フルコンさんが座ってるところから時計回りですることに。まずは、こーすけ。
フ「これは、ゲーム…ゲームだ…」
ぶつぶつ呟きながら頬にキスをした。こフルコンさんは林檎かっていうくらい顔を真っ赤にした。
周りから冷やかしの声が飛ぶ。その中俺は1人悶々と悩んでいた。
王様以外の全員とキス?俺だけならまだしも全員なんて…あー!無理!!耐えられない!こんな気持ちで見てるの辛すぎる…っていう理由も俺はフルコンさんが好きだからなんだけど…
考えてる間にどんどんサクサク進んでいって気付けばこーすけからヒラ、towacoさんまで行っていた。回数を重ねる度に冷やかしの声は大きくなっていくし、フルコンさんの顔は更に赤くなっていくし…何これ、新手の拷問なの?もういっそ笑え…
キ「ひゅー!お前ら付き合ってんのー?w」
ないよ!?あ、でもフルコンさんが照れてる所は超可愛…って違う違う!
牛「次俺の番ーw」
…もういい、これ以上我慢ならない
F「フルコンさん、来て」
堪らず手を引いて部屋を出た。
フ「なに、ちょ、痛いって!」
牛「俺まだキスしてもらってない…」
T「いや、そういう場合じゃない…」
――――――――――――――――――――――――
「どうした、フジくん!何かあったんか?!」
家に着くまで何度も何かあったかと心配されたけど1度も足を止めなかった。街中で騒ぐわけにはいかないし、歩いてないと感情が爆発しそうだ。
ドアを勢いよく占めてドアにフルコンさんを押し当てた。所謂壁ドンってやつ。
「さっきからさ、何かあった?って…よくそんなこと言えるよね。何してたか自分が一番よく分かってるでしょ?」
「なんかフジくん怖いって…何してたって…キス?」
「そうだよ、なんでキスするの!?フルコンさんは俺だけ見てればいいのに…なんで!?よりによってキスなんて…っ!俺もまだしてもらったことないのに!」
フルコンさんは悪くないし、付き合ってるわけでもないのに…責めるなんて最低だ。フルコンさんもちょっと怯えちゃってるし…
「皆にキスしたから怒ってんの…?」
おずおずとしながら聞いてきた。
「…そういう事になる、かな」
「それって嫉妬ってこと?」
「うん…多分そうかな…」
「フジくん、可愛いな」
壁ドンしてた位置からすっと俺の方まで近寄ってくると唇にキスをした。
「……な、にを…」
「何って、キス?」
「なんで…」
「だってキスしてなかったから怒ったんかなって思ってさ。皆は頬やけどフジくんは口やから!それで許して?さ、皆の所戻ろ。多分心配してるし!」
ドアに手をかけかけたフルコンさんの手を強めに握って引き止めた。
「違う」
きっと気付いてないんだろうけど
「フジ…くん?」
言っちゃダメなんだろうけど
「キスしなかったからじゃない。フルコンさんが皆にキスしたから許せないんだよ」
もうここまで来たら、しょうがない
「だって俺、フルコンさんが好きだから。だからさ、もう1回キスさせてよ」
半ばやけくそで顔をこっちに向けさせてちょっと乱暴にキスをした。
滑らかに舌を滑り込ませてみる。
「っ…!、ふ……は、ぁ…/////…んん!!」
体を押されてよろける。口も離してしまった。
「ちょっと、待って!話聞いてや…!」
「待たない。それに話してもきっと残酷な結果しか待ってない…だから絶望する前に好き勝手しちゃうね」
「最後まで話を…!って待って待ってほんまに!」
フルコンさんのズボンと下着をするっと取っ払うと静止の声が聞こえたけどまあ、普通に考えてここで待つやついないよね。
「勃たせてあげる」
少し抵抗がありながらも緩く勃っていたモノをパクッと咥えた。
「な、なにしてんの!離して!汚い、から…!」
「フルコンさんのならいいよ」
舌で裏筋を舐めたり、そのまま上に伝って先端をぐりぐりと舌先で押してみたり。
「…ふ、っうぁ…、あ、んぁ…っ!/////」
恥ずかしいのか、顔を手で覆い隠してる。しかも例に漏れず顔が真っ赤。他人にキスする時でも真っ赤だったから当たり前か。
声も抑えてるつもりなんだろうけど結構聞こえてる。そこも、可愛いんだけど。
少しだけ意地悪したくなって、何度も何度も激しく出したり入れたりして、わざといやらしい音を立ててしゃぶってみる。
「やっ、音…い、やだぁ!/////恥ずかし…いからぁっん、やだ…ぁ…/////あっ、あっ、も…イ、く、から離して…っ!/////~~~、っっっ!!/////」
口に出された精液をゴクリと飲む。
「フジくん!ごめっ、我慢できな…/////汚いからペっして…!」
「なんで謝るの?言ったでしょ、フルコンさんのなら汚くないって。ごちそーさま」
謝るなんて、いい人すぎる。罪悪感が更に膨れ上がるからやめて欲しい。
「じゃ、次行くね」
「…次?」
「うん、次」
なんの事か分かってないんだろうなー。?マークが頭の上に浮かんでるみたいな顔してるし。
手近にあったローションを掌に出してグチュグチュと温めているとようやく理解したようで、
「へっ、次、って無理無理!俺経験ない…し。それに…」
「初めてなのは分かってる。だからゆっくり慣らすから」
否定の言葉を聞きたくなくて遮った。
まずは指を1本だけ。ゆっくりと入れる。
「1本入ったよ、どう?痛い?」
「…ん、いや…痛く、ない…」
「動かしても大丈夫そう?」
「ぅ、うん」
どうしてこんなに素直に言うことを聞いてくれるんだろう。キスしたってだけで嫉妬されて男にイかされて尚且つこれからヤられるっていうのに。もしかして嫌じゃない、とか?いやいや、それは無いな。絶対。
「…フジ、くん?」
「あ…ごめん、じゃあ動かすからね?」
「…っん、っぁ…っ」
「苦しい?大丈夫?」
「だ、いじょ…、っぶ…っ」
「じゃあ、気持ちいい?」
「ぅ、っわ、かんな…っい…」
多分気持ちいいんだと思う。腰、少し揺れてるし。
両思いってわけじゃないけど好きな人が気持ち良くなってるって言うのは気分いいもんだね。
その時指がある1点を掠めた。
「っ!?う、あ…っ!?!!」
「ここね…」
もう一度さっきと同じところを今度は強めに擦った。
「ひゃあん…っ!?!!/////」
「気持ちいい?ここ、前立腺っていうんだって」
「ん、っぁ…っ、ひぅう…っ!/////」
「痛くないよね?もう1本入れるよ」
「や…っだめ、っぁ…ふぅ…っ!/////」
もう一本追加して2本目。こういう時のだめは大抵いいだからね。
「ぁ、っあ…っらめ、って…/////いった、の、に…っはぅ…っ!/////」
「でも気持ちいいでしょ?」
「ほんと、だ、め…やっ、っぅ…/////も、っぁ…っイ、く…/////」
「イくの?じゃ、抜くね」
ずるっと指を引き抜いて、イくのを止めさせた。
「な、んで…?」
「だって快感多い方が挿れた時に痛くないかなーって…浅知恵すぎるけど…痛くしたいわけじゃないんだよ」
「っ…/////あ、りがと…/////」
お礼なんて、言って貰える立場じゃないのに。
本当にどこまで優しいんだか。
「それじゃあ挿れていい…?」
こういう時って一気に?それともゆっくり?うわ、わからなくなってきた。
「…う、ん…/////フジくん、来て…?/////」
はぁ?何それ、そんな事言われたら…我慢できなくなるじゃん。
「っ!!んぁあ、っ!?ん、っふぅぅ…っ!/////」
一気に入れたから口がパクパクしてる。空気を求めてるみたい。初めてなんだから当たり前だ。
「フルコンさん、大丈夫、大丈夫だから。ゆっくり、ゆっくり息して?」
言う通りにゆっくり息をしたら大分呼吸が落ち着いてきたみたいだ。
「…動いて大丈夫?」
こくこくと首を縦に振ってくれている。行動を信じて動くことにした。
「ふ…っう、っあ、ぇ/////あ、っぁぅ…っ/////」
「は…きっつ…い…」
「…フジ、くん…/////きもちい、い…?/////俺の、中…きも、ち、いい…?/////」
「ちゃんと気持ちいいよ…」
俺の事を気遣ってくれるとか
「はぁ、ほんと好き…」
「っん…ぁ、お、れも好き…/////好き…やねんで…っ/////」
「嘘でも…嬉しいよ…/////少し…っ早く動くね」
「えっ、ゃっま、待…っ!ぁう…、っ!/////っぁあ…っ!/////」
少し早く動くと気持ちいいのを逃がそうとして手をぎゅっと握りしめていた。
「ぁ、っん…っ/////ふ、ぁ…っ!/////ぁあ…っ!/////」
「っ…気持ちいい?」
今度はこっちから聞いてみる。
「ふ、っぅあ、っぁ…っ!/////ぅ、っきも、ひ…い、よ…っ!/////」
何となく聞いて気持ちいいと答えが返って来ると嬉しくなる。
「ぅ、っあ…っ!/////イ、く…っあ…フ、ジ…/////」
「…ん…っ、俺も…」
「ひ、っぐぅ、っぁ、~~~…っっ!!/////」
ほぼ同時にイった。思えばコンドームしてなかった…中出しって最低じゃん…どこまで最低なんだよ。
はぁはぁ、と息を整える。フルコンさんも目が虚ろだ。
不意にフルコンさんがすっと俺の方に手を伸ばして来た。
「フジく…俺…言いたい事、が…」
が、それだけ言うと意識を失ってしまった。
「言いたい事…?」
気絶した人を無理に起こすのはダメだから取り敢えず朝まで待とう。
今は後始末をして風邪ひかないように服着せてベッドに寝かそう。皆への連絡は…明日しよっと。
――――――――――――――――――――――――
「んん…ここ…」
「俺のベッドの上」
急に目が覚めたみたいにバッと俺の顔を見る。
「フジくん…」
「体調は、大丈夫?」
「あ、えっと…腰が痛い、のと声が…」
「腰…ごめん、無理させて。声も…」
「その事は全然…いいんやけど…あの、フジくん!俺言いたい事が…!」
「分かってる…けどごめん、ちょっと心の準備…させて?」
これで終わり。これで嫌われて、それで一生さよならで。関わることも許されない…かも。なんか涙出てきそう…
「…っ」
「何で泣いてるの!?どうした?」
「俺…いや、だ…離れるのは嫌だ…」
「は、離れる?」
「好き…フルコンさん…やっぱり好きなんだよ…気持ち悪くてごめん、でも大好き…なんだ…」
「だから!俺の話聞いて!」
パチンと両手で頬を叩かれる。プチパニックみたいになってたみたいだ。
「…あ、ごめん…」
「俺いつ気持ち悪いなんて言った!?離れて欲しいって!言ってないやろ!?」
「言って、ない…」
「それに話聞いてくれへんかったからずっと言われへんかったけど俺もフジくんのこと好き!!」
「……ん!?」
「あっ、めっちゃ勢いで言ってもた!でもこれはフジくんが悪い、話聞かへんかったから!途中で何回も言おうとしたのに!」
「えっ、えっ、好き?俺を?何で!?」
「何でって…/////って、そんな事の前に俺好きじゃないやつとヤるような人間に見える?」
「見えない…」
「そういう事!という訳で俺はフジくんが好き!」
「じゃあ途中で言ってた好きって本当だったの!?」
「俺そんな事言ってたの!?うわ…めちゃくちゃ恥ずかしい…/////」
「覚えてないの!?」
「覚えてない…」
「そっか……あのさ、つまり両思いだったってこと?」
「そういう事になるな」
「結構強引に進めたこと怒ってる?」
「怒ってない、怒ってない!」
「ありがとう…良かったぁ…なんか、本当、嬉しい…」
「そんなん俺もや…」
「好きだよ」
「俺も」
2人で笑い合った。あー、今死ぬほど幸せ!
「ところでフジくん、皆にちゃんと連絡しましたか?」
「あっ…して、ないです…」
絶対何があったって聞かれるし、大丈夫かとか聞かれるかもだしかんがえるとめちゃめちゃめんどくさい…
「フルコンさん…一緒に電話して…」
「いいけど、関係バレるんちゃう?」
「もういい!いっそばらす!」
その後電話した皆からこってり怒られました☆
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