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何でいんだよ…
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なんでお前が俺を抱きしめてんだよ…
影「良かった……」
国「人の話を聞けって!」
影「何されたんだ??…大丈夫か?頭は打ってないのかよ??」
国「……なんで」
影「国見…?」
なんでお前が……そんな心配してくんだよ…
なんで、そんな苦しそうな顔…
国「うざい……もう大丈夫だから…」
そう言ってその場から逃げようとすると影山に腕を掴まれた。
国「ッ……なに?」
影「ぁ、いや………おくって、く…」
国「いらない…」
いらないって言ってんじゃん…なんで付いてくんだよ。
影「さっきみたいな事になったらどーすんだよ!!」
国「…だからなに。カンケーないだろ……」
影「カンケーなくねぇよ!!」
国「なにがッ…何がカンケーなくないだよ!!そういうのいのいらねぇんだよ!!
なんも知らないくせにッ……天才の…αのお前にッ!!
俺の気持ちがわかるかッ!」
走った…後ろで影山が俺の名前を呼んでるけど
そんなのどうでもいい…
何がカンケーなくないだよ。
何もわかんないくせに…
俺は…バレーが好きでも、どんなに好きでも十分に力を出せねぇんだよ…
なんでッ…なんで俺がΩなんだよ…なんで…………
だからこそ、俺がΩなのを知らなくても俺のことを理解して
俺に居場所を与えてくれた、そんな及川さんが
どうしようもなく好きなんだよ。
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