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《おーい、きこえてるかぁ?》
「お前が暁紀か!」
余裕そうに呼びかける暁紀。
…言い方うっざいな。
マリモもうるさいし。
いつの間にか生徒会の奴は蚊帳の外。
ま、別に興味ないしいいけど。
《そうだが。
何か用事でもあんのか?》
「悠舞を脅すんじゃねぇよ!」
単刀直入だな。
順序考えろよ…
あ、バカだからむりか。
《…はあ?
それって、悠舞が言ったのか?》
「僕は言ってないよ!
佐久間君の勘違い!」
「だからなんで庇うんだよ!」
あー、こんがらがってくる。
なにこれカオス。
《んだよ…
おい、そこの馬鹿。
…勘違いもほどほどにしやがれよ…?》
「っ!?」
怒りの混じったどすの効いた声で呼びかける。
暁紀、さすがだな。
そのことに驚いてマリモは息呑んでるし。
俺はもう慣れてるから何とも思わないけど。
《わかったか?
分かったら返事しろ。》
「っ…」
「暁紀。とりあえず落ち着きなよ。」
なんで暁紀こんなにキレかかってるの。
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