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「そういう君だって、まったく慌ててないね。
もしかして、バイ?」
「いえ全く。」
即答。
当たり前だ、そんなバカげた質問…
否定するにきまってるだろ。
ただ、家族に腐ってるやつがいるせいでちょっと慣れてるだけだ。
…あくまでもちょっと、な。
「あはは、即答なんだね。
…でも、ノンケを抱くのもわるくない、かな。」
「却下。」
ダメだこいつ。
好奇心で押し入るんじゃなかった…
現に、ドンっと壁に押さえつけられている。
んー、反抗はできるが…
いくらなんでも体格の差がでかい。
悩んだ結果、仕方なく寮長にばれないよう瑠偉兄ちゃんに助けを求めた。
流石に襲われたくはねぇ。
「ふふっ…
君、変装してるでしょ。」
「それがどうかしました?」
変装は別にばれてもいい。
目立たないための保険ってだけで、バレても多少困るだけだし。
平然と答えると、少し目を見開いたそいつ。
…そろそろくるか?
「…面白い子だね、気に入っちゃった…」
(バンッ…!)
「っゆーくん!」
きた。
気に入られたってのは困るが、襲われなかっただけましだ。
「なにあの文!?
『寮長室 ヘルプ』とか、分かりづらいよ!」
「あー、ごめん。」
焦ってたからしゃーねぇだろ…
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