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「…まあ、わかった。
周りにはばらすなよ?」
キョトンとしている会長は置いといて、洗面台に向かう。
カツラとメガネをとり、化粧を落とす。
髪を少し整えてさっぱりした後、リビングに戻った。
「…は?」
「別人…」
「瑠偉兄ちゃん、これでいいのか?」
「おけおけー!
だから、ゆーくんは平凡じゃないよ!」
唖然とする二人と、俺が平凡じゃないと主張する瑠偉兄ちゃん。
二人ともついてきてねーぞ。
「…おーい、だいじょうぶか?」
「っ…!
なんだこいつは…無自覚か!?」
「かわい…」
二人の顔を覗き込むと、赤くなって顔をそらす会長と、頭を撫でてくる書記。
会長、なに照れてんだよ。
書記はかわいいっていうな。
「自分の顔くらい自覚してるっつーの。
ほんと暁紀に似てるよな…
あと可愛い禁止。」
暁紀も時々顔を赤くして同じように顔をそらす。
分かりやすい照れ方だ。
「いちゃつくなー!
本題!本題に入るよ!」
あ、まだ入ってなかったのか。
てっきりもう入ったものだと…
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