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「知ってる?
ここのチェーンはね…」
「…?」
寮長がそういいながら手を伸ばすのは、チェーンの付け根辺りにある黒い…
センサー!?
「ちょ、そんなのあり!?」
「僕の指紋でだけ開くようになってるんだー♪」
がしゃん、と鎖が外れて易々と侵入してくる寮長。
あー、やばい、やばいぞ。
緊急事態だ。
「ふふふっ、これで邪魔されないよね。」
「…あー、危険危険。
変装解いたらすぐ帰る、と約束してくれたらいいですよ。」
すぐそこにあったスマホを持ち、録音するつもりで持ち掛ける。
…襲われても、風紀を頼ろう。
「えー…
すこーしだけ、サービスしてよ。」
「だったら帰ってください。
襲われる趣味はないので。」
冷たくぴしゃりと言い放つ。
当たり前だ、俺は男が好きなわけじゃねぇし、Мでもねぇからな。
「つれないなぁ…
仕方ないからそれでいいよ。」
「なんだよそれ…」
とりあえず、録音はできたのでスマホはポイっと放り投げてメガネとカツラをとる。
それだけで寮長は驚いていた。
「うわあ…
綺麗な髪だねぇ。
しかも、目もおっきい…」
「ちょっと顔洗ってくるから待ってろ。」
「反抗的ってのも萌えポイントかもー…」
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