アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
〃
-
それらを机に並べて写メ。
昨日と同じようにメールする。
『見ろよこれ。
ここの生徒マジ仕事はえーww』
あー、話し相手がいねぇから退屈。
誰かいねぇかなー。
…こんな平凡に近づくやつはいないか。
しかもマリモ付き。
ぼーっと外を眺めてしばらくすると、教室がざわざわし始めた。
なんか…いつもよりざわざわしてるような。
すこーしだけ、聞き耳を立ててみると…
「きいた?今日転校生来るんだって!」
「かっこいいらしいよ!」
転校生?
ここはSクラス。
入れる奴、限られてるはずなんだが…
まあ関係ないしいいか。
…いや、友達にできる可能性はあるな。
寮の部屋も同じになるはずだし…
この機会を逃さないようにねぇと…!
(ガラララッ…)
「キャー―――っ!」
「晃様ーーーっ!」
「おー、せきつけー。」
今ではお約束になった歓声やらなんやらをしり目にメガネを拭く。
…すぐ汚れるからすごい気になるんだよな…
「今日は転校生がいるぞー。
いや、今日もか。」
吉城が言いなおしながらも、教室のドアに目を向けた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
69 / 69