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「佐倉さんのことが好きです!付き合って下さい!」
俺は1年間想いを寄せていた子にやっとの思いで告白した
「…ごめんなさい、私白谷君が好きなの」
ああ、終わった。
そりゃそうだよな、俺なんか身長も低いし成績も中の下だし。
てか、いつも女子が言ってる白谷って誰なの?そんなにそいつかっこいいの?
あ、もうなんか泣きそう……
ドンッ
「うへぁ!……て、賢かよ。」
危な、涙出てなくて良かったぁ
「うへぁってwwなあ、それよりどうだった??」
賢はニヤニヤしながら聞いてきた
「……だめ…だった」
「え、そうなの?まあ、そんな落ち込むなよ!俺がいるだろ!」
「は?きも。まぁ、慰めてくれてありがとな」
「えー、キモいってひどくない?」
賢の冗談を軽く受け流して疑問を問いかける
「あ、てゆーか白谷って誰なの?」
「えっ!晴也、白谷知らないの!?」
賢は目を見開いて反応した
「え、うん。」
そ、そんなに有名なのか…
「晴也他人に興味無さすぎwこの俺が教えてやろう!」
「うん」
賢はおほんっと一つ咳払いをして話し始めた
「白谷こと白谷真咲は成績学年トップ、容姿も誰が見ても見惚れるほどのイケメン、さらにちょー爽やかボーイで友好的なのです!」
うわ、そんなやつリアルでいたんだ…
「なにそのモテる要素揃ったチートみたいなやつ。」
あっと何かを思いついたように賢は言った
「ちょっと見てみるか?多分グラウンドにいるから」
「おう」
実際気になるし少し見ておくか…
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