アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
雨音5※
-
男は黒い車のスライドドアを開け、後ろの座席を倒したスペースに乗り込んだ。
「ケイちゃん、だいぶキマってるぞ」
立花を横たえながら、運転席の男に話しかける。
運転席から男が面白そうに立花の様子を覗くと、立花は短い呼吸で苦しそうに息をしていた。
「おー、
ちょっと..、.....吸わせすぎじゃね?」
「前もそーだったけど、ケイちゃんクスリ弱ぇよな」
男達の声が遠くで聞こえる。
こないだと同じだ...身体が疼いてしょうがない...
苦しい....
《「お前さ...ちょっと、理性弱いんじゃねぇ?」
「流されやすすぎだろ」》
キム...
なんで...今、
思い出すんだ...
《「もっと自分でコントロール出来るようにしねぇと、危なっかしくてしょうがねぇんだよお前は」》
わかってんだよ、
逃げなきゃいけねーのに...
身体が....
「....ちゃん、ケイちゃん?
だいぶ朦朧としちゃってんな」
男は立花の耳元で呼びかけながら、首筋を撫で上げる。
「....っ!
さわ...ん、な..」
立花がピクんっと反応し身をよじると、男はニヤっと笑みを浮かべた。
「おっと...、感じちゃった?」
身体熱い......
「ケイちゃん、ここ大丈夫?」
男はグイッと立花の股間を握った。
「あっ....!!」
立花が思わず甲高い声を上げると、運転席の男が振り返って文句を告げる。
「テメー、何先に始めてんだよ、」
「だってケイちゃん我慢できなそうだし」
「我慢出来ねーのはオメーの方だろ、」
運転席の男と立花の目が合うと、立花はバツが悪そうに赤らめた顔を男から背けた。立花の様子に男はフッ、と鼻で笑った。
「 ....そーでもねぇか、
ケイちゃん辛そーだな。
どーする、ホテルでも行くか」
「それより、どっか目立たない所に車停めて早くヤろうぜ」
「そ、だな」
このままじゃヤバイ..
どうにか逃げねぇと....
車が走りはじめ、男達が会話してる間に立花はポケットを探り携帯を取り出す。
「ケーイちゃん?」
「...っひっ....あっ!」
突然、男の膝で股間をグリグリと撫で上げられて、立花は悲鳴を上げ 手に握っていた携帯を落としてしまう。
「....あっあっ...」
男がカチャカチャと立花のベルトのバックルを外し、制服のズボンのチャックを下げ下着を露わにする。
「ケイちゃんもう濡れてんじゃん」
男は笑いながら下着から立花のモノを取り出し握りしめた。
「..ひ....ゃっ!!」
「なんだベトベトじゃん、ずっとして欲しかったんだ?」
男はニヤニヤっとすると、立花から手を離した。
「...?.....、....」
「オイ、始めてんなっての、」
運転をしている男がミラー越しに睨んでくる。
「ヤんなっ、てさ」
男は両手を上げ、おどけたようにお手上げのポーズを取った。
立花は中途半端に弄られ、溜まった熱を持て余し、苦しそうに瞳を潤ませた。
「それとも彼氏にでも電話する?」
《「誰にもって....、
俺はお前の心配をしてんだぞ」》
センセ...
...オレ、...
「なぁ、どうして欲しい?ケイちゃん」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
35 / 63