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青空3※※
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マーキング??
「オレのものーって感じ?」
飯野は興味深そうに、指輪をじっくりと眺める。
(別に意味なんてねーし、
ただ、恩ちゃんから借りてるだけだし...)
「なあ、相手、誰?
.....年上?」
「....あ、いや、そういうんじゃないんで、....」
立花がやんわりと答えると、
飯野は無言のまま、立花のうなじを左の指の腹で、すぅーっと撫でた。
「っ....!」
立花がピクッと反応した様子に飯野は笑みを浮かべ、撫でていた指を薄茶色の髪の中に差し入れ、立花の耳元に口を寄せ、ふぅーーっっと息を吹きかけた。
「うッ!」
ゾクッとした感覚が走り、いたたまれず、グイッと近づいていた飯野の体をもう一度押し退けた。
「...っつーか、相手なんていねーし。
....もぅ、いー加減やめて下さ、」
「そいつって、お前の本命?」
は!?
何言ってんの、先輩、
見当違いな飯野の発言に、立花は我慢しきれず起き上がろうとする。
しかし、飯野はその動きを封じようと、立花の両手首を机に押さえつけた。
「いっ、っつ。先輩っ、何す」
「あんま抵抗すんなよー、立花。
抵抗されると、 .....やる気になっちゃうだろ?」
飯野は面白そうに立花を見下ろし、手首を押さえつける手に力を込めた。
「先輩、ジョーダン、キツイっ...離して下さ、」
立花は飯野の手を外そうともがくか、ビクともしない。
クソ、本気で押さえつけてんのか、全然、外れねっ...
「立花、逃げらんねーよ?」
....あ、ヤバ....
(ーーーーーケイちゃん、足広げてー)
(せーの、ご開帳〜〜)
(うぉぉ、スッゲ、)
(お前ら中出ししたのかよ、)
(なぁ、ほんとにヤっちゃって良いの?)
(って言いながら、もう指突っ込んでんじゃねーよ)
(おおー中アッツっ!)
(うっ.....ん、)
(ケイちゃん、気づいたー?)
(....?)
(あ、コイツら?せっかくだから、一緒に遊ぼうかと思ってさ)
(ヨロシク〜、ケイちゃん)
(ハジメマシテ?)
(おっと、と、暴れんなって、)
(おい、両腕押さえつけとけ、)
(ケイちゃん、一緒に楽しもーぜ)
(好きだろ、ケイちゃんもコレ)
(あっ、ん!)
(はは、かわいー)
(なあ、このまま入れていいよな。ぐちょぐちょだし)
(ぃやだ、あーーー!)
(ご開通〜)
(すげ、動画撮ろうぜ、)
(おお〜いいねいいね〜)
(ケイちゃん、こっち向いて〜)
(コレ、ガラスのテーブルだから下からも丸見えだぜ)
(どれ、.....スゲ、エロ、)
(アンアン喘いじゃって、そんなに気持ちいい?ケイちゃん)
(やだ、あっあっあっ)
(ケイちゃんカワイイなぁ、
な、こんな上玉どこで掴まえたんだ?)
(秘密ー)
(高校生?)
(マジ、犯罪じゃね?アッハハーーーーーーーー)
あ......何だこの記憶......
ヤべ....どうしよ.....
急に立花が大人しくなり、不思議に思った飯野は、
押さえていた力を弱めると立花の顔を覗き込んだ。
「どした?」
立花が僅かに震えてる事に気付き、飯野は手を離した。
「そんなビビんなよ、
...何、オレ、コワイ?」
立花は、こわくなんかない、と答えたかったのだが、
喉が張り付いて上手く声が出せなかった。
「立花?」
ヤバイ、手の震え止まんね....
どうしよ......
「オイ、何してんだお前ら」
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