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保健室5
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「ココ」
ツーーっとオレの首筋を指で指した。
ツッチーが指したのは、シャツでギリギリ隠れるあたりだった。
「は、別に相手が恩田とは・・、」
「昼にはなかったけど」
「・・なにお前、オレのストーカー?」
「別に隠すことねぇじゃん。誰にも言わねえし。」
すっと、ツッチーは胸ぐらを掴んでいた手を離した。
「・・・・・・・そんな目立つ?」
自分では首筋のキスマークは見えない。
「普通にしてれば分かんねぇけど、
お前、シャツ結構開いてるし・・肌白えし・・
・・ベットで寝てたとき見えた」
立花は、無言で第2ボタンまでシャツを止め、ポケットに突っ込んでたネクタイをしめる。
くそっ、恩田のヤロウ・・・余計なとこに付けやがって・・
「ま、あとお前の雰囲気もな、」
ツッチーが頭をポリポリ掻きながら呟く。
雰囲気ってなに、、、
「なんつーの、・・そういう空気が、
・・色気っつーか、」
はぁ?何だそれ・・
「ま、俺だからいいものの、気をつけろよ。」
「・・あ?あぁ・・」
ツッチーの言いたい事は良く分かんねぇが、
とりあえず学校でヤんのは要注意ってことか..
「で?どういう関係なワケ?」
まだ答えを諦めてなかったらしく、ツッチーはしつこく尋ねてきた。
ツッチーにはどう見えんのか、オレらの関係...
「関係とか別に・・、遊ばれてるっつーか遊んでるっつーか」
「何だそれ?付き合ってんじゃねぇの?」
「そういうんじゃねぇし。
あり得ねぇ・・」
「ふーん」
ツッチーは納得してない様子で相づちを打つ。
オレには、男同士で付き合うとかよく分かんねぇ...。
お互い気持ち良ければイイと思って、ヤッてるだけだ。
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