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ハイハイ、期待しています~(棒)
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最初からこうすれば良かったんだ。
イチイチ俺が反応するからダメなんだ
何時ものように上辺だけ取り繕えばいい話。
相手のペースに乗るんじゃない。
「悪かった、今度からはちゃんと許可取るから」
「許可?」
「キスの――」
「そこ!その前に発言の許可が必要です!!」
ホント全然懲りてない。
「ヤーレヤレ、
じゃお前が望む“大人の態度”とやらを
とったらお前は俺を見直すんだな」
「どうでしょうね」
出来るわけがない、万事テキトーな先生なんかに。
「忘れるなよ、今の言葉」
「どうでしょうね?ってとこですか?」
「い~や、その前。
俺を見直すってとこ」
ソレ、俺自体言って無い。
先生が言った言葉でしょう……
「……大体、何をするつもりですか?」
「そうだな、例えばアレとか」
その目線の先には――
一年を捕まえて何か嫌味でも言っているのだろう、
先日トシと一触即発になりかけていた例の先輩が見えた。
「白刀田先輩?」
「お前ら一年、相当ヤラレてるみたいじゃん。
譜都も手をこまねてるみたいだし」
見てはいるんですね。
尤も、何もしてなければ気付いていないより
更に悪いですけど。
「アイツを大人しくさせてやろうか?」
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