アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
プラン15作戦とは
-
「せめて俺だけでもと
一応、練習はしてみたんですが……
期待に添えず申し訳ありません」
して……みたんだ?
可哀想に巻き込まれて。
真面目な譜都先輩の事だきっと
遅くまで自己練していたんじゃないかと
思うと涙が出てきそうになった。
それに引き換え、このテキトー男は、
あ、そう。んじゃ仕方ないな、の一言で
片付けちゃったよ、オイ!コラ!先輩に謝れ。
「じゃさ~プラン15でもいっちゃう?
あんま気乗りしないけど。
向こうさ、20番のMFが補欠の選手なのかどうか
知らないけど司令塔として機能してないなぁ。
折角足が早い9.11,15番がいるのに
生かしきれていから無駄走りが多いだろ、
あれじゃ後半途中から持たないだろうな~」
確かに資料を見たところ、20番の選手は
一度として試合に出たことがないみたいだ。
もしかしたら今回が初めての起用かもしれない。
視線を上げると譜都先輩と目が合って
俺が頷くと先輩もまた頷いた。
でさ、と紺里先生の話は続き
俺達は円陣の中の先生へと視線を戻す。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
42 / 187