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密室で……
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放課後、とある薄暗い空き教室の中にひしめく男達。
その表情は一様に複雑且つ固く眉間に皺を寄せてる者や低い声で
唸っている者すらいるその重々しい雰囲気の中、ただ一人の男を囲んでいた。
そして、当の男は、困惑気味にじっとり汗をかき項垂れていて……
あ、いや――
いやいやいや、期待しないで。
違うんで。
そういう展開じゃないから……って
俺、誰に向かって言ってんだろ。
ま、それは置いといて話を戻そう。
「どうなんだ?実際」
囲まれてる男、改め譜都キャプテンは
それがよく分からないんだよと答えた。
「そうは言っても、
お前とそこにいるマネージャーの岩倉
くらいじゃん、まともに接触あるのって」
いきなり自分の名前が出てドキリとする。
「そうだな、お前はどう思う?岩倉」
白刀田先輩は今は少々大人しくなった
とはいえ、やっぱりどの先輩よりも緊張してしまう。
「あ、ハイ!俺もよく分かりませんが……」
「が?なんだ?」
だから怖いんだって白刀田先輩。
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