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ヤンキー達とサッカーwww
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「仕方がない。
相手につられる事のないように正々堂々と俺達は戦おう」
「戦い……ラジャー」
「戦う、良い響きッスね、キャプテン」
「あ……」
譜都先輩。
ワードチョイスしくじりましたね。
そこはプレーしようでいけば良かったのに
恐らくは二人の戦闘部員が目の端にチラついた所為で……
実に惜しい、ドンマイです。
いざ後半戦が始まると懸念された事態は
起きなくて……いや、それで良いんだけど。
前半戦暴れに暴れていた向こうの戦士達は
何故か普通にサッカーをしている。
いやいや、本当に良いんだけどね!
「……………………」
やっぱ、敢えて言おう。
どうした!?君達???
何も知らない日野以外は
きっと狐につままれた気分でモヤモヤしてる筈だ。
それもこれもこの人が
向こうの監督と話した所為だと踏んでいる。
「先生、さっきの続きなんですけど
あちらさんとどんなお話を?」
「生徒だった」
「へ?」
「お前達と同じ生徒、三年だってさ」
「それ本当ですか?」
マジマジとそちらを見遣るとやはり堂々と
構えててサングラスをしてる姿は
とてもグランドで走ってるヤンキー達と
同じ生徒とは思えない。
「うん。生徒で監督してるってことは
あのヤンキー達を牛耳って指示できる立場にあるって訳だ」
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