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「あんな…刻景ー僕なー会ちょ「六花」…あ、おはよー」
六花の部屋のドアが乱暴に開いてあきらかに不機嫌そうな六花が出て来た
六花は『はよ』と適当に返事をすると食卓にはつかずソファに横になる
調子の悪い六花を放って呑気にご飯が食べられるわけがなく2人はいったん食事を中断し六花のそばによる
「どしたん、具合悪い?顔青いね」
「ん…平気…また悪い夢見た…思い出せないけど、すっげぇ気分悪い……昼にはまた忘れるだろうけど」
一琉を心配させたくないと六花は体を起こし自分の顔を覗き込んで来る一琉の頭をよしよし撫でる
「飯食えるか?」
「ごめん…遠慮しとく、なんか詰めといてー昼に食べるし…ほら、一琉も食べてこい」
2人は六花の体調を心配したけれど時間が経つにつれ夢の記憶は薄れて、昼になる頃にはいつもの六花に戻っていたのでそこまで深刻にはならなかった
けれどそれが『5日』も続くと流石の六花も気が滅入り、昼には悪夢を見たという記憶は薄れても気持ち良く眠れない日が連続したりまた悪夢を見たくないと夜更かししたりと寝不足なので体調を崩していた
クラスメイトも心配そうに『悪い夢を見ない方法』を六花にアドバイスしてくれる
「ちょうど雑誌に載ってるですね、ラベンダーがいいみたいです」
そう言って雪咲がページを開いて六花に見せる
そこにはラベンダーの香水を枕につけたりお香を焚いてる女の子のイラストがのってある
「えー女子っぽい…購買にうってるかな…」
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