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「そういえば友成…今日も六花を追いかけ回してたんだって?」
今日は美化委員ではなく生徒会副会長として生徒会室で活動している悠はファイルをまとめる手を止めてパソコンと睨みあってる友成に声をかける
悠も友成が本気になると思っていなかった、というか本気にならないでほしかった
悠が落合家へ遊びにいった時たまたま刻景が六花と遊んでいてそのまま一緒になって遊ぶことが多くなり友達になった、初めて会った時の六花は小学3年生で友達というより弟のように可愛がっていて…大切な存在だ
友成のことだって悠は大切だけど恋愛面においては褒められたものじゃない、男や女を取っ替え引っ替えし遊んでは泣かしているのを知ってる…知らない誰かなら『いつか刺されるよ!』とたしなめて終わりだけど相手が六花となるとそれでは終われない
本気のようだから一応応援はするけどもし六花を泣かせでもしたら許さないつもりだ
「なんで六花は俺に振り向かないんだ?…まさか恋人でもいるのか!?」
さっきから難しい顔をしてどうしたのかと思えばそんなことを考えてたのかと悠は呆れる
「さぁ、聞いたことないけど…泣かしたら怒る!」
「ベッドの上で啼かせるのはアリか!?」
「…合意の上ならね!」
そのやり取りを聞いていたクレインは面白かったのかつい笑ってしまう
自分にとったら笑い事じゃないと悠が言い返そうとしたら隣に座っていたイリアがしなだれかかってきたのでずり落ちないようにギュッと抱きしめてあげる
「ゆーせー…六花ちゃんとつきあったらもうボクとエッチしてくれないの?」
「あーそうだな、イリア相手にしてる暇も余裕もないだろうしな」
そこは付き合う前でも関係を持つなよとクレインと悠はツッコミを入れたいけどイリアがすこし寂しそうなのでぐっとこらえる
「そっかぁ、友成のおちんちん好きだったのに…仕方ないよね」
「大丈夫だよーイリア、六花が友成に簡単になびくとは思えないし」
友成が鬱陶しすぎて六花が本気で悠に泣きついてきたら悪いけど容赦無く邪魔をするつもりでもいる。
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