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「でも友成のおかげで六花にまとわりつく男が少なくなってるみたいでそこは感謝してるんだよ」
六花が入学すると聞いて悠は喜んだけど心配もした、悠自身も生徒会役員になった今は落ち着いたけど入学当初は知らない先輩達にちょっかいを出されることは日常茶飯事だった
悠は持ち前の明るさですぐに頼りになり信頼できる交友関係を築き危ない目にあっていないけど、六花にそれは難しそうだ
友成はいい虫除け当番だなぁ、なんて口が裂けても言えないけど感謝してることに変わりはない
「!…そうだ、クレイン!クレインは一琉君と付き合いなよー!そうしたらあの子も危ない目に合わなくて済むと思うんだよ!名案!名案だよっ」
「はい、手動かして作業に戻ろうか…それにこんな会話…もしあやめが聞いてたらどうなるか…」
なんて話はずらしたけど悠の案は悪くないなと一瞬思ってしまった
たとえば自分でなくても…誰か他に力があって一琉をちゃんと愛してくれるような相手がいい、一琉は危なっかしい目に巻き込まれることが多そうなので人間よりは混種か純種が良さそうだ
(2年に…体が大きくて力持ちだけど優しい鬼の混種の子がいたっけ…って、何考えてるんだ俺は)
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