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せんせいとおれ。、
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俺は戸惑っていた。
それは、密着した体からお互いの気持ちが溢れてしまうから。
岡場の速い鼓動と熱い体温。
ちらりと見えた赤く色付いた耳。
本当にこいつは、俺が好きなんだと、改めて実感させられる。
「……も、もう離れても…」
「ん、もうちょい」
「……ぅわっ」
覆い被さってきた岡場に思わず強ばったが抵抗する暇もなく岡場と一緒に保健室のベッドに倒れ込む。
「!おい!!」
「…ん、ごめんもう少し……」
「…ちょっ」
岡場の片腕が脇下を通って腹あたりをぎゅうとされる。
もう片腕は俺の頭を撫でるように回されて長い指がするすると俺の髪を遊ぶ。
他人から与えられた初めての甘さ。
ただ、優しい担任。
今は違う。
好きだよ…。
あんたが幸せなら、俺は黙って悪にでも何でもなってやるから...ただ、そばにいたいんだよ
俺は……
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