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自動販売機に向かいジュースを貰う
「ありがとう!」
「その笑顔が見れるならいいよ」
満足そうに笑ってくれる
「お兄ちゃんが副担任なんだ?」
「そう、担任が変わったから取り敢えず俺ってなってね」
「えっ!?変わったの!?」
「成績が下がらない条件だからね」
「そっか…だからか…」
「だからって?」
「あのね、僕が部屋を出る時にCクラスの担任だった人がいて不思議だったんだ」
「まぁ、弱みを握ろうとしたって所かな」
「そっか…でも成績がある程度下がっちゃうと一つ格下げだからね…」
「あ、理事長がAAAクラス作るって言ってたよ〜」
「AAA!?」
「そーあいつらCクラスの成績がよく習ったら入るんだってそこには宏も予定に入ってるって」
「なんだ〜頭いい人が入るのかと思った」
「テストが行われるからそこで高得点期待してるよ」
「期待道理に行くかは分かんないけど頑張るね!」
「俺の弟なんだよ?僕の成績もう少しで塗り替えられそうなのに」
「えっ?お兄ちゃんの成績!?」
「他の奴なら殴りたいけど可愛い弟ならいいや〜」
サラッと暴言を吐くお兄ちゃん
アダ名は腹黒イケメンだったらしい
「でも、今のAクラスつまんなさそ」
「書いてる音しかないからね」
「俺達の時は騒がしかったのになぁ」
「うん、覚えてる楽しそうだったなぁ…」
「学校で迷子になったんだよね」
「も〜!忘れてよ!」
「ごめんごめんでも、今より複雑だったしね」
「今もまだ複雑なままだよ」
「でも、少しは分かりやすい」
「少し改装したからね〜」
「あ、俺ね次練習としてAクラスの授業行くんだ」
「えっ?そうなの!?」
「宏の勉強姿見れちゃうな〜眼鏡かけてるの?」
「ううん〜」
「そっか〜俺眼鏡変えたんだよ〜」
「えっ?変えたの!?前のも似合ってたのに新しい眼鏡楽しみだな〜!」
「可愛いなぁ〜!」
「わっ!」
腕を引っ張られて抱きしめられる
「く…グルジイ…」
「ごめんごめん」
頭を撫でられて膨れっ面も笑顔になる
「ほら、行こうか」
「うん!」
Aクラスの教室に向いドアを開けると視線すらも感じない
「つまんな」
そんな兄の一言が響く
「何方か存じ上げませんが冷やかしならお帰り下さい」
一人の男の子が立ち上がり淡々と話す
チャイムが鳴り僕は席に付きハラハラする
「俺、教師な。俺の授業は皆に前に出てもらう」
少しざわっとなる教室
「授業どこ習ってるわけ」
「…ここです」
「ふーん…簡単じゃんそこしか習ってないわけ?」
「貴方は大人だから分かるだけじゃないんですか?」
「俺、ここの卒業生な。」
またもや少しざわっとなる教室
「君、ここ解いて」
教科書に書いてある形式を書いて悪態をついていた男の子に当てる
「分かりません。」
「周りの子に聞いたら?」
「友達いないんで」
「は?んなの知らない」
お兄ちゃんが確実に苛々してるのが分かった
「周りに人がいるじゃんその人等に聞けよコミュニケーション大切だよ?ぼ、う、や」
今度は男子生徒が苛ついていた
「さぁ、おいで」
苛々しながらも教壇に向かう男の子
「分かる所あんだろうが生徒簿見たけどお前の成績なら出来んだろ?」
少し睨み付けて問題を解いていく
「はい、せーかい。やれば出来んじゃん」
少し頭を撫でてアメをあげていた
それでテンション上がるの僕だけだと思う…
「不安な奴は近くの奴巻き込め。友達じゃねぇとか関係ない。他の人を頼れ。蹴り落とす事をだけを考えるな。」
次の問題は少し難しかった
「じゃあ…そこ」
「…分かりません…」
顔を赤くする女の子
「大丈夫俺が分かりやすく教えてやるよ」
その言葉に頷いて前に出る女の子
「ここ分かる奴出てこい」
「はい」
僕が手をあげると納得した顔になるお兄ちゃん
「分かりやすくね」
「はい」
女の子にも他の人にも分かりやすいように説明していく
「はい、ありがとう〜これ飴」
「…高い…」
「届くかなぁ?」
ちょっとだけ笑いが起きる
「椅子があれば届く!」
「なんか小さい子を見てる気分…」
そこでどっと笑いが起きる
「はい、どーぞ坊ちゃん」
頭を撫でられて飴を受け取る
「そう言えば知ってるか?」
問題を書く手を止めずに話を進める
「ドラ●もんって身長高いのな」
皆、驚愕の顔になる
「知ってたか?」
くるっと僕達の方を向く
「ドラ●もんのキャラになるなら何がいい」
少しだけざわっとなる
「ス●夫になりたい人いる?」
少し手を上げる人が出てきた
「ス●夫金持ちだもんな〜あんなに良い生活できるとかいいよな〜」
「俺、ジャ●アン!」
「力持ちでお母さん思いだよな〜!ジャ●アンの有名な名セリフ知ってる人!」
「お前の物は俺のもの俺のものはお前のものですよね?」
「そーそーでもあれはの●太を守るためらしいそこを考えると優しく見えてくるよな」
皆が感心した表情になる
「さてと、ドラ●もんは時間が余ったら話そうな次ここ解ける人」
手を上げたのは二人の女の子だった
「はいそこの二人」
難しい問題に二人は相談しながら解いていく
「お〜凄いじゃん!二人とも良く出来ました」
飴を貰うと嬉しそうに戻る女の子達
「さてと…いい時間だからここで止めるか」
「先生」
「ん?どーした?」
「ドラ●もんの押しキャラなんですか?」
笑いが起きる
「俺?俺は静香ちゃんかな〜」
「先生、生徒狙わないで下さいよ?」
「狙うか!」
笑いが起きて初めて騒がしくなる
「俺もね風呂大好きなんだよな〜バイオリンも出来るし」
「女子力高っ!」
「男版静香ちゃん」
「静香ちゃん先生呼ぶの辞めろよ?」
騒がしいままチャイムが鳴る
「んじゃ、終わるからな」
「静香ちゃん先生さようなら〜」
「静香君だろ!」
「そこかよ!」
笑いが起きていい雰囲気が流れる
「あ、槙。10分後に職員室な説明分かりやすいし俺も習いたい」
「あ、待って俺も習いたい!」
「私も!」
「時間大丈夫な奴だけ残れ」
「「はーい!」」
「槙は大丈夫か?」
「大丈夫です」
一旦退場して担任の先生が驚いた表情で入って来る
お兄ちゃんの授業の後はドラ●えもんの話で盛り上がってた
「槙はどのキャラ押し?」
「んー…僕も静香ちゃんかな」
「風呂とか好きなの?」
「うん」
「想像つくわ」
「いやらしい事考えなよ?」
「そっち系じゃねぇよ!」
笑いが起きて皆の笑顔を初めて見る
「皆さん楽しい事があったのは分かりますが静かにして下さい。」
「先生!ドラ●もんでどのキャラ押しですか!」
「ど…ドラ…?」
「知らないんですか!?」
「知ってるんですか?」
「知らない人いるんだな」
担任の先生が号令をかけて皆が静かになった
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