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「槙」
「どうしたの?五十嵐君」
「今日泊まって行かね?」
「それは許さねぇぞ!」
「てめぇは嫁と…!」
言いかけた五十嵐君は僕の方を見つめて耳を塞がれた
「…えっ?」
ヒートアップしてるような気がするけど聞こえないから止めようがない
デジャヴ…?
「二人共〜…」
服を少し引っ張ると周りの音が聞こえるようになった
「お兄ちゃんお嫁さん大丈夫なの?」
「…おい、五十嵐てめぇ俺の大事な弟傷つけたらぶっ飛ばす」
「傷つけたりしねぇよ」
「ゲッ…電話掛かってきてる…また明日宏」
「うんまた明日お兄ちゃん」
「おいで」
「うん!」
久しぶりに五十嵐君の笑顔見れたな〜
「あ…待って!家に帰らなきゃ!お父さんが待ってる!」
「そうか…もし大丈夫そうなら電話かけてくれ迎えに行くから」
「ありがとう」
すると電話が掛かってきた
『もしもし!?まだ学校に居るって本当か!?』
「お父さん…あのね?僕泊まりに行きたいんだ…だめ…かな…」
『そうか…今すぐ戻って飯を食べてからにしなさいいいな』
「はい」
『メイド達が作ってくれた飯が冷めてしまうなるべく急いで戻って来なさい』
「はい」
「どうだった」
「お父さんがご飯食べてからにしなさいって!」
「そうか準備が出来たら電話してなるべく近くにいるから」
「ありがとう五十嵐君」
結局家の近くまで送ってくれた五十嵐君
「本当にありがとう」
「別に構わない電話待ってる」
ドアが開き二人で開いた方向を見る
「五十嵐君だねお入り」
「…いや、俺は…」
「食べていかないのか…」
しょんぼりしてるお父さん
断りづらそうな五十嵐君
「…って…は?理事長…?」
「あ、ども」
「…え…あ…どうも…」
困惑気味の五十嵐君
ごめん…
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