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震えが止まらない…
あの日幸せだったはずなのに…
どうして…?
「き…」
僕達は…愛し合っていたんだよね…?
「槙」
「…へっ?」
「大丈夫か」
「あ…ごめんね…折角のお泊り会なのに…」
「大丈夫だこっちこい」
目を瞑って抱きつくとあの人を思い出す…
「槙」
「な、何…」
「俺を見ろ」
目を開けると五十嵐君と目が合う
「大丈夫だ何があったか知らねぇけど俺がいるから」
「うん…」
あの人とは暖かさも匂いも違う
「落ち着いたか」
「うん…ありがとう…」
「俺で良ければいつでも抱きついていいからな」
「…じゃあ、もうちょっといいかな…」
「寝てもいいんだぞ?」
「寝ないけど…ポカポカ…」
「そうか」
頭を撫でられてほんわかする
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