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それから結局チャイムが鳴るまで五十嵐君が帰ってくることはなかった
女の子は同じクラス…聞いてみようかな…
「あのさ…」
「ふぁい!!!」
…ふぁい?
「いや…あのさ…五十嵐君と何話してたのかなぁ〜って」
「…あひょ!ちょっといいでしゅか!?」
…でしゅか?
「えっと…」
人気が無い教室に連れてこられた
ドアを閉めるといきなり振り向く女の子
「あの!五十嵐君についてですよね!」
「え?あ、うん」
「そうゆうの迷惑じゃ無いんですか!?」
「…え?」
「計算か知りませんがあざとく甘えて守ってもらおうとかうざいんですよ!」
「…あざとい…?」
「貴方は可愛い!だから他の人を狙って下さい!」
「…え?僕、五十嵐君が好きって訳じゃ…」
「それも計算ですよね!もういいです!兎に角近付かないでください!」
そうゆうと走って行ってしまった
そのすぐ後に何かが閉まる嫌な音
「え?」
嫌な予感が的中…
「やられた…」
どうやら閉じ込められたみたいだった…
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