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41五十嵐side
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「この後修了式か…ダリィ…」
取り敢えず槙呼びに行くか
「ん?おい」
「ひゃい!なんですか?」
「槙は」
「え?そう言えば戻ってきてませんね…」
「は?」
「でも、そんな事気にしてどうするんです?」
チッどこ行きやがった…
「あ、それよりも私と一緒に行きません?槙君は先生が探してくれますよ」
「お前とは行かねぇよ」
「五十嵐君!」
俺は教室を走り出しC組に戻る
「おい!この中で槙見た奴は!」
「槙?槙だったら女と一緒に今使われてない教室に行ってたよな?」
「本当か!?」
「それが…っておい!五十嵐!」
さっき言われた場所に向かうとノック音が聞こえる
「宏!!!」
「え…?五十嵐君!?」
「待ってろ!」
窓ガラスを割り窓を開ける
「飛び込んで来い!」
「うん!」
ヨロヨロにもなりながらちゃんと飛んで俺の所に来た
「はぁ…焦った…」
「ごめんね…」
「槙のせいじゃねぇしいい」
「あの…」
「なんだ」
取り敢えずあの女許さねぇ
「さっき…宏って…」
「あぁ、呼んだな」
「…その…」
どんどん顔が赤くなる
可愛いな
「どうした?」
「また…呼んでほしいなぁ…って…」
「宏」
「…!」
「何だこれは!!!」
「お兄ちゃん!」
「宏が連れて行かれて閉じ込められたんだよ」
「…お前は後で職員室に来い」
「待って…!僕も…!」
「お前はダメだ…Aクラスの名を汚すつもりか?」
「…どうして分かってくれないの!?」
「俺だって仕事だ…分かってくれ…」
「嫌だよ!」
「宏いいから大丈夫」
「僕の為にやってくれたのに…」
「だからってなガラスは割っちゃいけねぇんだわ」
「分かってるよ…」
「…取り敢えず二人共黙って来なさい」
「「はい…」」
俺は前を向いたまま宏の手を握った
びっくりしたみたいだったが落ち着いたようだった
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