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「まぁ、二人共座れ」
ここは会議室
「まず、五十嵐から話してけ」
「簡単でいいか」
「察しの良い奴嫌いじゃねぇぞ」
「あっそ。こいつは閉じこめられてて仕方が無く割った」
「閉じ込められてた…と、それで?宏はそいつに虐められてたのか?」
「ううん僕も初めての事でびっくりしちゃった…」
「虐め関連は無し…と、五十嵐お前はどうして居場所が分かった」
「C組に宏を見たって言う奴が居たんだよ」
「目撃情報はC組…と、そいつを呼んでこい」
「あぁ」
五十嵐君が席を立って会議室のドアを開ける音がした
「うおっ何やってんだお前ら」
「え?あぁ、皆」
「丁度いい皆座れ」
「おい、詰めろよ!」
「無理だって!」
「何個足りねぇんだ」
「んーと…ちょうど一個だね…僕立ってるよ」
席を立とうとすると腕を引っ張られる
「へ?」
「ここに座れ」
「え?膝の上に…?」
「そ」
「…えと…お邪魔します…」
「チッそれで?宏の状況提供したのは?」
「俺でーす!!!」
「お前かよ…チャラ男」
「チーッス!!!」
「それで?」
「えっと〜俺がトイレに行こうとした時っす!!!女と慎が一緒に教室から出てきて声掛けようかな〜?って思ったんすけど辞めて尾行したっす!!!」
「ほう…ストーカー…と」
「冗談きついっすよ先生〜!」
「続き言わんか」
「あいっす!それで使われてない教室に入っていったからそうゆう事かと思ったっす!」
「え?そうゆう事って?」
「宏」
「はい?」
「気にするな…」
「えぇ…」
気になるので後ろを振り向いても視線を逸らされる
1回降りて体制を五十嵐君の方を向いても視線を逸らされる
「遊んでる場合じゃ無いんだぞ〜」
「だって…気になる…」
「…そう言えば宏こちょこちょ苦手だって言ってたよな?」
「え?うん」
「前向かないとこちょこちょするぞ?」
「向きます!」
素早く降りて前を向く
「ほら、乗れって」
「…しない?」
「しねぇから」
「絶対ね…?」
膝の上に再び座る
「これなら安心か?」
後ろから抱きしめられ安心する
「うん」
「イチャイチャしてる場合じゃ無いんだぞ…」
「窓ガラスぐらいなら治せるっすよ?」
「まじか…いくらだ」
「金は取らねぇと思うっすお世話になりっぱで〜が口癖っすから」
「いや、それでも払ういくらだ」
「一万、二万ぐらいっすかね」
「そうか…」
「自腹か?」
「当たり前だろうが」
「僕一万出すよ!」
「宏気持ちだけ預っておくな?」
「俺も一万払うわ今回俺が悪いしな」
「お前変な所真面目って本当だったんだな…」
「誰だそんな噂流してんの…」
「秘密」
「チッ…」
「じゃあ、お前ら二人で五千円ずつ出せいいな」
「おいチャラ男どこに払えばいい」
「俺の母ちゃんにおねしゃす!」
「分かった」
「おい、勝手に進めていくな」
「僕も一緒に行く!」
「勿論一緒に行こうな」
「うん!」
「はぁ…」
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