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「そうだこれやるよ」
「わぁ…!ネックレス?」
「そ、可愛いなぁと思って買った」
「いくらだったの?」
「教えねぇよ」
「むぅ…」
「…そこでイチャイチャしてるお二人さんちょっといいか」
「どうしたの?お兄ちゃん」
「どんな顔だったか分かればクラス、出席番号、名前を教えてほしいな〜」
そこからその女の子の名前、出席番号、クラスを伝えた
「同じクラスか…Aクラスで馬鹿なことするとはな」
「その人にも話聞くのか?」
「当たり前だろうが」
「いじめちゃ駄目だよ?」
「分かってるその前に充電させて」
抱きしめられて相当疲れてることが分かる
「よし!じゃあ、俺行くな」
「うん!行ってらっしゃい!」
『修了式にいく場合は貴重品を持って体育館へ繰り返します貴重品を持って体育館へ以上で終わります』
「いつもいきなりなのか?」
「うんびっくりするよね」
「俺の所鳴らないから分かんねぇ」
「え?なんで?」
「誰かが壊したままなんだよ」
「僕直せるし行こうか?」
「お、本気で?頼むわ」
「機械系得意で良かった」
体育館へと向かうと引っ張られる
「こら、槙!!!C組と一緒にいちゃダメじゃない!」
「…お言葉ですが物を割ったり喧嘩をしたりするC組の方が多いだなんて勝手に思ってるだけですよ」
「なんですって?」
「C組はいい人ばっかりですそれは僕が保証します」
「そんなの保証されたってダメなものはダメですあなたは一番聞き分けがいいと思ってたけど…残念です。は向かった事を後悔しなさい」
「なんとでも」
「ふん…!」
「槙」
「あーあ…C組に行ったらこれからも仲良くしてくれる?」
「当たり前だろ離れてても仲良しだろうが」
「…うん」
「C組はお前の味方だ」
「ありがとう」
「チッ…人が居なければ抱きしめてたのにな」
抱きしめられたいなって思っちゃった僕
なんて我儘に育ったんだろう…
「後で抱きしめてもらおうかな」
笑いながら言うと五十嵐君も少し笑って頭をなでてくれる
「槙君」
「…校長先生…」
「ちょっといいかな?」
「…はい」
後ろでは満足気に笑った担任の先生がいる
「さて、五十嵐君」
「槙です…」
「そうだったそうだった」
「はは…」
「それで担任の先生に歯向かったと言う話は本当か?」
「…はい…でも、間違ったことは言ってないので後悔はありません」
「そうか…なら仕方が無いのぉ…」
最悪退学いい方で一年留学か一ランク降格…
「…担任の先生を辞退してもらいます良いですね」
「え…?どうしてです!?」
「話を聞いたがどこにも悪い事は言っとらんし…
悪い事は歯向かったこと生徒は誰でも歯向かってくるもの…
C組もわし達の思い込みであぁ、なったのだからな…」
「ですが、他の子も関われば成績が落ちます!」
「もちろん勉強も大切だが青春も大切にしてほしい…さて、慎君はわしと一緒に戻ろう」
「え?先生は…」
「クビだ。出て行くが良い」
「もう一度話を!」
そんな声を聞きながら体育館に入った
「槙君」
「はい」
「あやつは君を狙ってくるだろうだから二年になる頃には五十嵐君と一緒になるよう手配しておくから守ってもらうといい」
「…はい」
「すまんのぉ…最後の最後まで辛い思いをさせて」
「大丈夫です」
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