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春休みは遊んでは勉強しての繰り返しでそこそこ楽しかった
「威吹〜起きて〜」
「ん…」
「今日から学校だよ!」
「休む…」
「え…一緒に行きたかったな…」
明らかに落胆した声
「…分かった」
ため息を一つこぼし目を開けるとご機嫌な宏がいた
「なんだ」
「だって新学期初日も一緒に行けるだって思ったら凄く嬉しくてにやけちゃう」
「そうか」
朝から甘々だな
慣れたけど
「あ、威吹目を閉じて!」
「目?」
「うん」
目を閉じると口に柔らかい感触が一瞬だけあった
「…は?」
「えへへ〜おはようのチュしちゃった」
恥ずかしいならするなよ!の前に朝からエロい
そう宏は昼休みで可愛さに磨きがかかった
「…朝飯の前に着替えてきたら?」
「そうだね〜着替えて来ます」
部屋から出て行ったあと盛大にため息をつく
あんなに可愛くなったら逆に危なくないか!?
キャラ崩壊?知るかよ!!!
「…着替えるか…」
クローゼットからクリーニングに出された制服を出す
後でお礼言っとこ
するとドアが開く音がした
「威吹!蚊ってこの季節にいないよね!?」
「蚊?」
「刺された痕がこんなに…!」
それは昨晩俺がつけた痕だった
「あ、それキスマークな」
「キスマーク?」
「そ、俺のって意味」
顔が赤くなる宏
「そ…そんな事しなくても僕は威吹のだよ!」
ドアが閉まり走る音がする
その上行くなよ…
どうも出来ねぇしほっといて身支度を進める
「威吹〜」
ドアが開き先に身支度が終わった宏が入って来た
「どうした」
「ご飯だよ〜って」
「あぁ、行くか」
「うん!」
朝飯食べて歯を磨いて二人で学校に向かう
「「行ってらっしゃいませ」」
「行ってきます!」
「前見ろ転ける」
「あ、はーい」
それから二人で話してると騒がしい声が近づく
「わぁ、新一年生が沢山だね〜」
「そうだな」
クラス表を見ると俺と宏は同じクラスだった
「「あ、一緒だ」」
声が揃い笑ってしまう
「きゃー♡」
声を聞こえた方に振り向くと宏の兄貴が囲まれていた
「うわ…」
「あれ…助けられるかな…」
「どうだろうな…」
取り合えず放置で←
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