アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
55
-
教室に向かうと騒がしかった
「委員長!どうして元Cクラスがいるんですか!」
「僕…元なんだけど…」
「どうでもいいです!」
「えぇ…」
「なんだ不満か?」
「不満しかねぇよ!」
「お、落ち着いて…」
「おーいお前ら席に着け」
「先生!俺は不安です!どうして元Cクラスがいるのか説明お願いします」
「校長の気まぐれ。早速だがテストを行う」
「うわ、だる」
「威吹」
「なんだ?」
「お隣だね」
「そうだな」
春休みでイケメン度が増した威吹
笑う時も前より優しくなった
いっつもきゅんってなって苦しい…
「おいバカップル!!!」
「おn…じゃなくて…」
「どうした宏?俺のとこに来たいって?」
「いや、言ってねぇだろ」
「うっせ五十嵐」
「後で甘えるのって駄目なのかな…」
ぼそっと言ったつもりが威吹は聞こえたみたいで頭を撫でてくれる
「俺に甘えとけ」
「うん!!!」
「おーい誰か空気の入れ替え~」
皆席を立って窓を開ける
「ん…」
「寒いのか?」
「うん…」
「おら、着とけ」
「え?風邪引いちゃうよ?」
「俺はそんなにやわじゃねぇよ」
「そう?じゃあ…お借りします」
威吹の匂いがして安心する
「さてと、そこいい加減に辞めろよ~」
「へいへい」
「チッ…このテストで委員長副委員長が決まるお前ら遊んでばっかじゃねぇよな」
皆遊んでばっかだったんだな…
「じゃあ配るぞ」
「宏、シャーペン貸して」
「忘れてきたの?」
「要らねえと思ってな」
「五十嵐お前筆箱は持ってんだな」
「意外と勉強はするんでな」
「「え?」」
「威吹は真面目君だもんね」
「そうでもねぇぞ?」
「そうだよ~」
「だからいちゃいちゃすんなって」
テストが配られて皆真面目に回答していく
それから十分後解答用紙が回収される
「威吹くんどうだった?」
「簡単でつまんねぇ」
「もうちょっと難しいならなぁ…」
「槙君~♡ここ教えてぇ~?」
「うん?どこですか?」
すると僕の体は持ち上がる
「ひゃあ!」
変な声が声が出てみんなびっくりしてる
「もう!僕そこ弱いの!知ってるくせに…」
「悪い悪い」
「むぅ…拗ねるもん!」
威吹に膝の上に乗せられる
「キスしたら機嫌治る?」
耳元で言われて顔が赤くなる
「もう馬鹿!」
「拗ねんなって」
イチャイチャしてるとシャッター音が聞こえた
「え?」
「「…ありがとうございます」」
「え?」
なんでお礼言われたの…?
「宏、俺と居る時無邪気に笑うからじゃね?」
「だって大好きだもん!」
えへへ~なんて言いながら抱き着くと悲鳴があがる
「おい、静かにしろよ宏がびっくりしただろうが」
虫でも出たのかな?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
55 / 70