アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
57(威吹)
-
「五十嵐お前に忠告しておかないといけない事がある」
「なんだ」
「あいつ…元彼の弟がこの学校にいる」
「は?」
「だからこれからは厳重に一人の時間をなくしてほしい」
「あいつがいいなら、ストレスかもしれねぇし」
「そうか、取り合えず頼んだぞ」
「任せろ」
その後トイレに行くと元同じだった奴らが集まってた
「ここを拠点にすんなよ」
「おぉ、五十嵐じゃん一本吸う?」
「馬鹿!天使君が近くにいるんだぞ!」
「あ、そっか!」
あいつがいたら複雑そうな顔で俺を見てくるんだろうな
「てかさ、五十嵐」
「あ?」
「お前、天使君と付き合ってんの?」
「付き合ってんだろ~あの兄貴の弟だぞ…?」
「うっかりセフレ化とかないか」
笑いが起こるが俺はそんな事気にしていられなかった
今の関係を考えるとセフレになる
「悪い帰る」
「「天使君によろしくな~!」」
「おう」
教室に戻ると一人本を読んでいる宏がいた
「ひーろ」
「あ、威吹君」
確かにこれはエンジェルスマイルだな
羽見そ
「来るか?」
「うん!」
俺の上に乗ってにこにこ笑いながら首に手を回す宏
「その笑顔誰にも見せんな」
「え?」
小首をかしげて可愛さ倍増
「いや…なんでもない」
抱きしめると幸せそうな声が聞こえる
このまま何も起こるな…
「威吹」
「ん?」
「呼んでみただけ」
俺はこの笑顔を守りたい
一度泣かした分
いや、それ以上に…
「宏」
「ん~?」
「好きだよ」
「…僕も」
顔が赤いこいつの事を
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
57 / 70