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「そんな事があったからお父さんは前よりも心配性になってお兄ちゃんもあんな風になってしまったんだけど後悔してるの…」
「どうして」
威吹は僕を抱きしめて安心できるようにしてくれる
「だって僕があんな事に巻き込まれちゃったから…」
「家族だったら心配するものだ。俺の姉貴や兄貴だって俺のことになると必死になる俺だってお前のことになると必死になるそれと一緒だ」
「うん…」
「俺はお前を守りたい話してくれて感謝する」
ほっぺにキスをしてくれて少し照れてしまう
「なぁ、宏」
「なぁに?」
「そいつに会ったとか言われてたなそいつはここにいるのか?」
「ううん元卒業生らしくて来てたの…」
「そうか傍にいてやれなくて悪かった」
「ううん!威吹だって友達と居たいだろうし!」
「俺は出来るだけお前と居たい」
「えっ?」
「好きな奴の傍にいたいんだよ」
「も、もう!」
顔が赤くて前が向けず下を向いてしまう
「可愛いな」
「威吹はどうしてそんなにかっこいいの…」
少しほっぺを膨らませて胸板を叩く
「可愛い事するなって」
手首を捕まえられて引っ張られる
「抑え効かなくなる」
耳元で言われてこてんと肩に顔を置く
「ずるいよ!僕だって…」
「僕だって?」
「…もう!そんな意地悪する人には教えない!」
「悪かったって笑」
「…ぎゅう~ってしてくれたら許す…」
威吹が抱きしめてくれて僕も背中に手を回してる時にお兄ちゃんが僕を探しに来て
二人で怒られたとさ…
めでたしめでたs…「めでたくない!」
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