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マツはアヤカシに遭遇する
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オレがその子を見つけたのは偶然だった。
何時もみたいに銀の玉を回しにたりお馬さんを見に行ったりした帰り道で転がってきた綺麗な球を見つけた
どこから転がってきたのか不思議に思ってると裏通りの方から視線を感じて目を向けた
そこに小さな猫が暗闇の中から此方をみていた
正確にはオレが持つ球をだったけれども
オレは何を思ったのか近づいてその猫ちゃんに玉を返してあげる
「これ、お前の?」
こくっ
「そっか、はい。ちゃんと大事にしとかなくちゃダメだよ?今度はなくさないようにな」
ぱくっ
玉を加える猫ちゃんはジッと此方をみてきた オレは首をかしげていたら膝にぴょこんて飛び乗ってあっと言うまにオレのパーカー中に入り込んでしまった
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