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二人は互いに契約するときはどちらかが助からないときだって決めていた
それを出されてこの晶がどんな気持ちだったかは見ている視点からでも手に取るようにわかった。
半分を奪われた悲しみは見ていたオイラでもわかる
だから
『あきら 己等を使い魔にして…君を守るから』
その言葉が重くのし掛かる
選択を迫られた彼が下したのは兄弟の意思を汲み取ることだった
人間だった彼は使い魔としての"銀雪皓"はうまれた
それから長い月日で式は神に近い存在を得て過去に遡った経緯をオイラは別の夢でみた
夢だがこれは皓が辿ってきた物語のアナザーsideだ
人間の皓は夢でしか知らないけどいまの"皓"は傍らにいるから
皓を守りたい
今度こそ幸せにしたい
自分もお前の兄弟の意思を繋ぎ止めてやるから今度こそ違う未来を歩み始めた世界で幸せになってもバチは当たらないよ
今度こそみんな幸せに過ごせる未来をオイラは作ってやるから
ーー
皓が人間をやめた経緯から今の姿になんの抵抗もない対の話を夢を通して知る彼のエピソード で語ってます.補足ですが皓がなったのは使い魔ではなく精霊化した(狼の血を引いた)聖霊を彼に下ろし同化させた後に契約させる聖霊式と言うものでこの聖霊式にする際に同時進行で同化をさせて延命させる技術はこの世界の晶が優秀だったからこそなせたことです
使われた聖霊は実は彼等が生まれたときから守護神的ポジションにいる先祖の一人が聖霊化した設定です。
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