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「逃げたりしないからシリブロー引きずるのは止めよう」
「…」
「オイラがお前に嘘ついたことある?」
「ない…わかった。でもみた後に逃げられたら困るから」
え?
引きずるのはやめてくれたが変わりに腰に縄を巻かれたんだけどなんでさ!
場所は変わり現在連れてこられた部屋には小さなお子様が一人いたそのすぐ傍らにはソファーに座り込む我等がボスのお姿だ
うん、やっぱり
「…ボスの隠し子?」
「違う」
自分のボケとも本心とも取れそうな発言に本人が珍しくボケを突っ込むがごとく流を真っ向から否定した
「ボスの子供じゃないんすか?」
だって、こんなに似てるのに別人なんて言われても信じてもらえないぐらい瓜二つなのだ
(ほんと実子て言われたら信じるレベルだ)
「あきら、…この子…ボスの子供であるけど子供じゃなくてほんにん…。」
「はぃ?」
「…ボスの子供…うーん…この子もボスの―…まさひ?」
小さなお子様を抱き上げては脇の下を持ってこちらに見やすくするシリブローはコレは匡灯様だと口にするが―…まてまて、可笑しいだろ
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