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曲がり角を上手く使い視界を遮りながら逃げるがそれでも追いかける体力は相変わらず付きまとう背中にいたまさひが振り落とされたさいに姿を戻してお姫様キャッチするなり部屋に逃げ込む
「はぁはぁ…」
「何だったんだ…」
「あれがあすま、宴の幹部で一番無邪気な子供…それ故に危険要注意指定…。」
「あの子が明日真?」
あきら、と呼ばれていた少年の一個上に当たる少年を目の当たりにした小さな匡灯と共にいま身を潜めてるのは部屋の天井だった
ガチャと音と共に中に入るは明日真と何故か先程はいなかったはずの乱藤の姿があった
「あれ?いない…可笑しいなココだと思ったのに」
「明日真さん、本当にここにいるのですか?」
「間違いない!俺みたもん」
アレだけ走り回って拡散したのに当てに来る年下にちょっと久々に冷や汗を流す
(不味い…あすま勘が鋭いから見つかってしまう)
その前に彼をつれて移動したいが出入り口は二人が立ち並んでいて完全に使用できない状態だった。
どうするか、悩む中でハッと思いつく
携帯用に持っていた手鏡(中)を取り出すと鏡に話しかけるシリブローの奇行ぶりに不安げな様子のまさき
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