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「珍しいネ ティエンランが友達を作ってるなんて」
長い黒髪に赤を基調色にしたこの国では限られた一部の場所で見かける服装を身に付けた天藍の保護者が紙袋とビニールの手提げを持ってそこにいた。
『友達、とは違う偶々知り合った人でまだ友人ではない知人、其より阿松兄長、仕事終ったの?』
「バッチリ終ったから迎えに来たけどお邪魔だったかな?」
『 邪魔じゃない。』
「そう?」
『お花、』
「天藍が好きな花を売ってたからお土産に買ってきたよ。」
『 瑠璃唐綿 』
それはブルースターとも呼ばれる花だ
「 好きだもんなその花 」
「なんだか美味しそうな匂いする」
「おっ、わかる?此方はお腹空いてるかと思って じゃん 中華まんです!良かったら君も食べる?」
「良いの?」
「嗚呼、うちの天藍と遊んでくれてたみたいだし沢山あるから一緒に食べよ」
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