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三
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「はぁ~終わった!」
「獣さん、ソッチは完了してる?」
[……。]
チラッと目線だけむける獣
少年は聞くまでもなかったな、と口にする
「潜伏中だった敵対勢力の殲滅対象は全て撃破してくるって言われたけど…あと何人いるかな?」
「ひっ、悪魔」
「酷い言われッスね、…こんなに美しい獣を悪魔だなんて呼ぶなんていっちやっちゃていいのかなぁ」
許可がでるなり喰らいつく氷で出来た狼たちは生きながら相手に苦痛を与えなていた
残酷なのかもしれないけど子供は止めるつもりはないのだろうこの場にそぐわない子供の傍らは白銀の獣を連れながら指示を出していた
悲痛な声、血を流す者達が増えるのを感じながら
まだ生き残ってる敵を倒す獣は完了してない、任務を遂行していく
今の主人は組織の要にいる存在だった自分はただ命令に従うだけであるため深くは知らない…
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