アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
もしもし能力世界の晶とパラレルの世界のあきらが入れ替わったら(4)
-
傷つき 泣き出しそうなあきらは泣きそうな顔を堪えながらも俯いてた。
彼らが何を話してるのかわからなかったけど二人が確かに話してるのは何となくわかっていた
「あきら、」
そう呼ばれてギュッと目を閉じるきっとこの世界の氷面鏡晶と違うと言われるんだろう
自分を否定されるのだろうか
己だって氷面鏡あきらという存在なのに
この世界の匡灯さんがまた名を口にする
自分は死刑宣告を受けた囚人のように絶望を恐怖を抱きながら彼を見上げた
そこにあるのは自分が知る人と何一つ変わらない姿をした別人の姿
「お前は何者だ?あきらとそっくりだが晶ではないな」
『……。』
自分を証明するなんてあきらには出来ない
あきらを固定できる人物がこの場には居ないからだ
それでも自分は答えなければいけない
きっと黙ったままの方が事態はよくない方へ向かうだろう言は理解できるから
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 128