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其々の探し人らは見つかった
もうお互いがいがみ合ったり一緒にいる理由もなくなった今ではここに居ることもないわけで
「シリブロー、帰るぞ」
「あぁ」
[マサヒ、帰るのか?]
俺達に気づいた彼は此方に近づくと連れの青少年が後ろで俺を睨んで来るのだが何か奴の勘に触る事をしただろうか?
「まさひのいってた奴?」
[そういう君はマサヒの所のシリブローか?]
「…シリブローは自分であってる…あなたは…なんて呼べばいい。」
[白銀、と呼ばれてるがそれではシリブローと見分けがつかないか。なら見分けるためにクルガでいい]
「クルガ…同じだな」
[そうだな、同じだな]
二人は以外と波長が合うのか頷き合う
がお互い会話が成り立ってるような素振りでシリブローはクルガー…と話しているが生憎とクルガがなになのか分かずにいた俺にシリブローが答える。
「クルガはアイヌ民族ごで豹って意味だボス」
「そうなのか…」
何故だか佇まいを正すシリブローは緊張してる
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