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僕じゃない
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まふまふside
そ「なぁまふ、話したい事がある」
ま「はい!何ですか?」
そ「違ったら思いっきり笑ってくれ」
ま「…え??」
そ「おまえ、俺のこと好きなのか?」
僕は固まった…
どうして?どうして知っているの?
それしか頭に無かった
僕は何も言えなかった
そ「俺、無理だから」
そう言ってそらるさんは僕の家から出ていった
そっか…そうだよね……頭おかしいよね…
男の人が好きなんてさ…
ばか…だよね………
僕は玄関で泣き崩れた
そして僕はそれから何も食べていない。寝ていない。
何もすることが出来ない。ただ泣くことだけ。
すると1通、LINEがきた
luz「今から君の家へ行くね」
そうだ…前約束してたんだ
ごめんねluz君…。もう今日は無理かな…
まふ「ごめんねluz君。今日は無理になっちゃった」
本当にごめんねluz君
そしたらluz君から電話があった
まふ「luz君?どうしたの?」
僕は出来るだけいつもどうりの声を出す
luz「まふ君、るすは分かるよ。無理しないで欲しい。今から家へ行く」
プツン
luz君…??どういうこと?
ガチャッ
luz「まふ君!」
luz君が急いで僕の家へ来てくれた
luz「まふ君…ムリしなくていいんだよ」
そう言ってluz君は優しく抱きしめてくれた
その一言で僕はまた泣いた
ま「僕…luz君みたいな人を好きになれば良かった…」
luz「大丈夫だよ…大丈夫だから」
ま「うん…」
luz「…落ち着いた?」
ま「うん…ごめんねluz君」
luz「全然大丈夫!だからまふ君はゆっくりしてて」
luz「僕ご飯作ってくるね」
luz君はとても優しく接してくれた
僕が同性愛と知っていても…
ま「luz君…本当にありがとう」
luz「大丈夫だよ」
そしてluz君がご飯を作りに部屋を出た
僕は…そらるさんを困らせることしかできないのかな……そらるさんは…僕の事嫌いなはずだから…
そらるさんもTwitterで呟いてない
そらるさん…本当にこんな僕でごめんなさい
luz「…君!…まふくん! まふ君!!!」
あ…
ま「ごめんluz君…」
luz「大丈夫?スープ作ったからこれだけでも食べて」
ま「うん……luz君…僕はどうしたらいいの?」
luz「今は…今は早く元気になる事だよ」
ま「…」
luz「そらるさんが好きなんでしょ?好きなんだったら自分から気持ちを伝えよ」
ま「もう…僕嫌だ……またそらるさんを困らせる…」
luz「大丈夫だから。まふ君」
luz君はずっと僕の隣にいてくれた
僕が眠るまでいてくれた
あ…僕いつの間にか寝てた…
luz「あ、起きた?」
ま「あ、うん」
luz「顔色もちょっとマシになってる!良かった」
luz君…
luz「僕、今日は仕事ないからずっと一緒にいるよ」
ま「そこまでしなくていいよ…もう大丈夫だから」
luz「僕が心配なだけだよ」
ま「……うん」
また今日もずっとluz君が僕の隣にいてくれた
luz君は僕のこと嫌じゃないのかな
ま「luz君…僕の事気持ち悪くない?」
luz君は下を向いて言った
luz「僕は絶対まふ君を嫌わない」
luz「僕ね…まふ君の事が好きだよ。友達じゃなくて。恋愛対象としてみてる。でも君が好きなのはそらるさんなんだ。何回も奪ってやりたくなった。でも奪っても、そらるさんといる時のまふ君のあの笑顔は僕には無かった。」
luz君が僕の目を見つめる
luz「僕は君が好きだ。だから幸せになって欲しい」
…そっか…
ま「luz君…本当にありがとう。僕はその答えは出せないけれど僕もluz君が好きだから。luz君、ありがとう!」
luz君は目に涙を浮かべながら笑ってくれた
luz「うん!」
そして僕は眠りに落ちた
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