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あの星をもう1度… 41
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まふまふside
僕達はあの後、少し星を眺め家に帰る。
すると姉ちゃんが心配して迎えてくれた。
やっぱり過敏になっちゃうんだろう。
そしてその後、晩御飯を食べた。
まぁ…そらるさんの手料理だけどね。
今回もとっても美味しくて、姉ちゃんが喜んでた。
そしてそらるさんが帰る時が来た。
そ「じゃぁまふ、帰るから、何かあったら連絡して」
そらるさんが玄関の扉を開けようとした時、僕はそらるさんの袖をつかむ。
そ「…まふ?」
僕はそらるさんを見つめ言った。
ま「そらるさん…ありがとう」
するとそらるさんは僕の頭を撫でる。
そらるさんの顔は優しく笑っていた。
そ「じゃぁな、また明日も来るよ」
そう言ってそらるさんは出ていった。
明日は先生や天月くんの提案で、そらるさんは僕と一緒にお休み。
だから明日も来てくれるそう。
僕はふと時計を見た。
すると11時を超えていた。
ま「そらるさん…迷惑かけちゃったな…」
そらるさんの家は電車で少し離れている。
終電はまだあったから良かったけれど。
僕は自分の部屋へ戻る。
僕の部屋は月の光が入っていた。
僕は窓に近づき、窓を人差し指でなぞる。
月は綺麗に輝いている。
ま「母さん…そらるさんの事、見てくれた…?僕の大好きな人だよ。僕はあの人と一緒に生きていきたい。……なんて…無理かな…へへっ」
すると一つの星が綺麗に光る。
まるで母さんが返事をしてくれたみたい。
僕は目から1粒の涙が零れた。
けれど、僕は涙を拭き取り、ベットへ入った。
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