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あの星をもう1度… 42
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そらるside
俺はまふの家から出た。
外はとても暗く、丘から見える星はほとんど見えない。
そ「はぁ…行くか」
俺は時間を見るためにスマホを開いた。
[23:28]
と表示されている。
俺は歩き出す。
シーンと静まり返っている町並み。
駅に近づくほど、どんどん明るくなる。
俺は駅に着いた。
でも通り過ぎる。
そして暗い坂道を上がる。
そ「やっぱり…ここが好きだ」
俺は丘に来た。
ここから見る星はとても綺麗に輝いている。
丘から下を見ると、暗い中、ポツポツと光る町並み。
空は満天の星空。
とっても綺麗な光景。
俺はずっとぼーっとしていた。
するといつの間にか
[0:08]
とスマホに表示されていた。
今から駅に向かっても終電には間に合わない。
俺は溜息をつき、駅へと向う。
そして駅前には酔ったサラリーマンたちや
うるさい店。
俺はその中を通り過ぎ、1代のタクシーに乗る。
運転手「こんばんわ、この時間に学生は珍しいですねぇ」
あぁ、制服ってことを忘れていた。
俺は運転手に家を教えると、
運「え…そこにお住いですか?」
そ「あぁ…はい」
すると運転手はぎこちない笑顔を作り、車を走らせる。
まぁ…あそこに一人暮らしって変な話だけど。
そしてスグに家に着いた。
運「本当に…ココですか?親御さんは…」
そ「一人暮らしですよ、では、ありがとうございます」
俺はお金を払い、車を降りる。
そこは高層マンションや高級住宅街が並ぶ町並みだった。
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