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あの星をもう1度… 49
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まふまふside
え…お泊まり!???
そ「家お泊まり来る?明日土曜だから休みだし、お葬式も日曜日なんだろ?」
僕はそらるさんの方を振り向いていう。
ま「行きたい……です」
そ「うん、じゃぁ行こっか」
服はそらるさんが貸してくれるそうなので
僕は勉強道具を持っていく。
付きっきりで勉強を教えてくれるそうだ。
でもそらるさんの事だから、僕の気を紛らわそうとしてくれているのだろう。
僕は部屋着から普段着に着替え、カバンを持って家を出る。
そ「私服も可愛いじゃん」
そらるさんが僕の頭を撫でる。
そんな可愛い服は来ていないのだけど…。
ガウチョパンツが原因かなぁ
そらるさんの家は電車で数分で着くらしい。
とっても楽しみ
僕達は家から出ると、みんなに見られないように手を繋ぐ。
周りの人にバレてないか少し心配だけど、この緊張感が少し好きかも…。
僕達は駅前についた。
駅前は主婦の方やお年寄りなどが沢山いる。
すると小さなお店が出店を出していた。
それはジュエリー店だった。
そらるさんがお店を指さしていう。
そ「ちょっと寄っていい?」
ま「良いですよ」
するとそらるさんはネックレスをみて悩んでいる。
その横顔はとても可愛かった。
すると近くでチャリっと音がする。
ま「え?」
すると僕の首にネックレスがあった。
チャームにシルバーのリングが通っているネックレス。
ま「え?」
するとそらるさんが自分の首を指さす。
そこにはお揃いでゴールドのリングだった。
そ「おそろい」
そらるさんが微笑む。
僕は「お揃い」という単語にキュッと胸がきつく締まる。
そ「じゃぁこれください」
ま「あ!僕払いますよ」
僕が財布を出そうとした時、そらるさんは僕の腕にそっと触れる。
そ「大丈夫だよ」
そらるさんが優しく笑う。
僕はその笑顔に負けた。
だって…とっても綺麗なんだから。
ま「ありがとうございます…」
僕が少し照れながら言うと、そらるさんは頭をそっと撫でてくれる。
僕はネックレスにそっと触れる。
「おそろい」ってだけでとても特別に感じる。
これは絶対僕の宝物になる。
そ「ほら電車くるから行こっか」
僕達は駅内へ入った。
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